NTTの光回線ユーザー向けのオプションサービス「光ポータブル」に新型が登場しました。
光ポータブルというのはSIMフリーのモバイルルーター端末で、月額315円という低価格で端末をレンタルできるのが特徴です。
旧機種もかなり評判の良かった機種ですが、新型はデザインも一新され、機能もバージョンアップしているようです。
今やスマートフォンはほぼ前機種が11nに対応しているため、これは順当な進化と言えますね。
本体サイズが微妙に大きくなっているようですが、画像を見るかぎり角の丸まったデザインのためあまり気にならなそうです。
消費電力が増えているにもかかわらず通信時間が変わらないのはどういうことなのでしょうか?
個人的に一番残念なのは速度が7.2Mbpsまでしか対応していない点。
端末自体はSIMフリー仕様となっているため、EMやMVNOのSIMを挿したかったのですが、高速回線の恩恵は受けられないようです。
画像左の標準クレードルは、前機種と同様に光回線を接続することで光ポータブル置いているときに無線ルーターとして仕様できるタイプです。
光ポータブルを置いていないと無線ルーターとして機能しないため、不便に感じていたユーザーが多かったようです。
今回新たに発表された有料オプション(210円)のWi-Fiクレードルは、Wi-Fiクレードルだけでルーターとして機能するため、光ポータブルを持ちだしても家の無線LANが使えなくなることがなくなりました。
自分の無線ルーターを持っていない人にとっては便利なオプションですね。
来年の3月までに申し込めば、光ポータブルの月額利用料が最大3ヶ月間無料になるキャンペーンを開催中です。
初期費用や解約金が必要ないのも光ポータブルのメリットの1つですね。
しかし、月額210円のWi-Fiクレードルには無料期間が付いていませんのでご注意下さい。
私はイーモバイルのSIMを持っているため、光ポータブルに挿して使ってみたいと思っています。
新しいモバイルルーターを購入するのにもそれなりの値段がしますし、あっという間に新機種がリリースされてしまう状況を考えると、月額315円ならレンタルも悪い選択ではありません。
docomoやEMなどの通信事業者とモバイル通信の契約をしていない方は、光ポータブルのレンタルとは別に契約と月額利用料が必要なので注意が必要です。
NTTが推奨しているdocomoの他にも、最近はMVNOの安価なモバイル通信が契約可能となっているため、自分の用途に合った速度と価格のプランを探してみましょう。
新型光ポータブルが届いたら、使用感をレビューしてみたいと思います。
光ポータブル - NTT東日本