”BOXCAR”はiPhoneで様々なサービスをプッシュ通知してくれるアプリです。
画面にテキストメッセージをポップアップさせられる他、着信音やバイブの設定が可能です。
とくに便利に感じるのはGmailのプッシュ通知です。
iPhoneのSMS/MMSはいわゆる普通の携帯電話のように、リアルタイムでメールが届きます。
しかし、メールアプリで設定したメールアドレスではリアルタイムでメールを受信することは出来ませんでした。
そこでi.softbankのアドレスだけは擬似プッシュのような機能を搭載し、リアルタイムに”受信できるメールがあります”ということを表示できるようになりました。
つまり、メールアプリを立ち上げて初めてメール自体を受信するというわけです。
この”BOXCAR”も擬似プッシュのような機能で、受信できるメールがあることを知らせてくれるだけですが、音だけではなく画面に表示してくれるのは予想以上に便利です。
さらに、TwitterやFacebook、RSSなどのプッシュにも対応しており、サービス毎に着信音も変えられます。
設定方法(初期設定)
1:BOXCARを起動します。
2:Sign Upを押し、BOXCARアカウントのアドレスとパスワードを登録します。
- Email:BOXCARに登録するアドレス
- Password:BOXCAR用のパスワード
- サインアウトした場合も次回からはこのアドレスとパスワードでSign Inできます。
以上で初期設定は完了です。
登録アドレスとパスワードは、再インストールした時などにまた利用します。
設定方法(Gmail)登録アドレスとパスワードは、再インストールした時などにまた利用します。
1:Add a Serviceを押してEmail Accountを選択します。
- Name:任意
- Sound:通知時の着信音を設定できます。
- Opens:通知から開くアプリケーションを設定できます。
- Alert:通知のメッセージを設定できます。
- Update Badge:BOXCARアイコンにバッジを表示できます。
3:送られてきたメールに記載されているアドレスを、Gmailに設定します。
- Gmailの設定画面から、メール転送とPOP/IMAPタブを選びます。
- 転送先アドレスを追加から、メールに記載されているアドレスを登録します。
- iPhoneに確認コードが送られてくるので、確認コードをGmailに入力します。
- 画像のように設定し、変更を保存します。
以上でGmailの設定は完了です。
プッシュ通知が行われるかどうか確認して下さい。
設定方法(Twitter)
1:Add a Serviceを押してサービスを選択します。(今回はTwitter Account)
- Twitter Account:タイムライン、Mention、DMなどをプッシュできます。
- Twitter List:リストをプッシュできます。
- Twitter Search:検索をプッシュできます。
- Twitter Trends:トレンドをプッシュできます。
3:通知するメッセージ、通知方法等の設定をおこないSaveを押します。
- Message Settingsで通知したいサービスを選択します。
- Sound:通知時の着信音を設定できます。
- Opens:通知から開くアプリケーションを設定できます。
- Alert:通知のメッセージを設定できます。
- Update Badge:BOXCARアイコンにバッジを表示できます。
以上でTwitterの設定は完了です。
プッシュ通知が行われるかどうか確認して下さい。
*その他の画像
今回ご紹介した設定方法はGmailとTwitterの基本設定です。
BOXCARはGmailとTwitter意外にも多くのサービスに対応している他、指定した時間だけプッシュ通知を停止させることもできます。
iOS4.3ではここまで細かいプッシュ通知を設定できないため、このアプリは大変重宝します。
ですが、様々なコミュニケーションサービスが誕生している時代だからこそ、できればiOS自体の設定でTwitterやFacebookなどのプッシュ通知を管理出来れば一番だと思ってしまいますね。