iPhoneアプリ"Air Video"の設定方法（3G回線で視聴が出来るまで）

"Air Video"は自宅のPCに保存された動画をWiFiや3G回線を利用してiPhoneやiPadでどこでも視聴することが出来るアプリです。

このアプリの素晴らしい点は、動画ファイルの形式を選ばないということです。
iOSデバイスは再生できるファイル形式が限られていますが、Air Videoを使えばその制限がほとんどありません。(稀に再生できない形式もあるようです)

3G回線での視聴で難航したため、環境と合わせて設定方法を記載いたしました。
同じ環境の方はこれで見れるようになると思います。

環境

PC：MacBook Pro（OS 10.6.7）
ルーター：NEC Aterm WR8700N
回線：NTT Bフレッツ（マンションタイプ）
プロバイダ：OCN

Air Video Server設定（PC）

母艦となるPCにサーバーソフト"Air Video Server"をインストールします。(ダウンロードはこちら)
赤線で囲まれた②の部分から各OS用のダウンロードページに飛びます。ダウンロードしてインストールを完了させて下さい。

起動すると上部のメニューバーにアイコンが現れます。

設定画面を開き、”Add Folder”から動画ファイルの入っているフォルダを選択し登録します。

"Settings"タブにてパスワードを設定しておくことをおすすめします。
"Require Password"にパスワードを設定すると、Air Videoを起動したときに初回のみパスワード入力を要求されます。

”Remote"タブを開き、"Enable Access from Internet(Beta)"にチェックを入れます。
"This Server PIN"に表示される9桁のPINコードはAir Videoアプリで使用します。
"Running on Port"はルーターの設定で必要になります。

ここで躓いたのですが、色々なサイトを見ていると”Automatically Map Port"にチェックを入れることで"Status"に「OK」と表示され3Gで視聴できるようなのですが、私の場合は下のような警告が表示されてしまいます。

「double NAT」となりこの状態では3Gでの視聴はできません。私のようにフレッツマンションタイプのような回線を使用しているとなるようです。

ここにチェックをいれて”Status”に「OK」と表示される方はそのままで問題ありません。

"Status"の中の”Test Connection"を押して下の表示が出れば設定はOKです。
Windowsの場合はファイヤーウォールやウイルスソフトの設定によってうまくいかない場合があります。
また、上記の”Automatically Map Port"にチェックを入れて「OK」が出ない場合は、ルーターでポートを開放等の設定をしなければなりません。（後ほど説明します）